ブランド立ち上げから間もなく3年。念願だったベースメイク「ザ プランプ」シリーズが、この度デビューしました。目指したのは、仕上がりの美しさはもちろんのこと、高いスキンケア効果をも備えた“本物の美容液ファンデーション”。そこにFASらしく、妥協のない想いを込めた美容成分を配合したい――。その探求の先にたどり着いたのが、世界初の独自成分「いちじく発酵オイル」でした。完熟いちじくと酵母の発酵から生み出される、自然由来の油溶性成分。その鍵を握るのが、糖分・タンパク質・ミネラルをたっぷりと蓄えた「完熟いちじく」の存在です。その理想の果実を追い求めた先にあったのは、情熱あふれる手仕事と土地の恵み。ここから始まるのは、ひとつの完熟いちじくが紡ぐ物語です。

知られざるいちじくの名産地・羽曳野市を訪ねて
実は、大阪府が全国第3位の生産量を誇るいちじくの名産地であることをご存知でしょうか。なかでも南部に位置する羽曳野(はびきの)市は、知る人ぞ知るいちじくの特産地。
羽曳野市におけるいちじく栽培の歴史は大正時代にまで遡ります。地元を流れる一級河川・石川の恵みを受けた水はけの良い砂地の土壌と都市部に近い立地を生かし、この土地ならではの美味しいいちじくが育まれてきました。

いちじくは非常に傷みやすく繊細な果実。だからこそ、収穫後すぐに消費地へ届けられる大都市・大阪市内に近い環境は、栽培を広げる大きな後押しになりました。
わたしたちがこの地で巡り会ったのが、50年以上にわたり代々いちじくを育てている「藤井農園」。ここでご自身も14年にわたっていちじくと真摯に向き合い続けているのが、藤井貫司(かんじ)さんです。

「完熟した、本来のいちじくの美味しさを、もっと多くの人に知ってほしいんです」と語る藤井さん。日常的に店頭で見かける一般的ないちじくとはひと味もふた味も違う、その味わいの背景には、あふれんばかりの情熱と丁寧な手仕事がありました。

実りを支える、春の手仕事
FASが求める理想の完熟いちじく。その極上の味わいを実らせるため、春から黙々と手仕事が始まります。
新緑が広がる5月、いちじくの木々は力強く芽吹きます。藤井さんは、一本の木から無数に伸びる芽の中から、日当たりや全体のバランスを見極めて不要な芽を摘み取る芽かきの作業を行います。残すのは、横向きにすっきりと伸びた力強い芽だけ。さらに枝が下がらないよう支える誘引など、およそ1ヶ月かけて、いちじくに栄養が満遍なく届くよう一本一本を整えていきます。

こうした丁寧な作業とともに欠かせないのが、土と水への心配りです。藤井農園では木の皮を熟成させたバーク堆肥を10トン以上投入し、微生物の働きで水持ちと水はけを両立する団粒構造の土を育てます。そこへ近くを流れる石川から引き込んだミネラル豊富な川の水を注ぎます。すべては、夏の盛りに向けて最高のいちじくを実らせるためです。





































