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夏の余韻を結ぶ 桐始結花「結ぶ読書の会」を終えて
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2025.09.04

19.

夏の余韻を結ぶ 桐始結花「結ぶ読書の会」を終えて

  

去る7月24日(木)〜8月17日(日) の期間、「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」の季節に FAS京都東山本店にて夏の催し「結ぶ読書の会」を開催いたしました。 FASにゆかりのある方々に選書いただいた約40冊の本が並ぶ、静かな貸切図書室でページをめくる音とともに過ごす時間はいかがでしたでしょうか。 会場で過ごされた方も、ご来場が叶わなかった方にも、この図書室での時間の一端を本記事を通して味わっていただけたらと思います。会場には、多彩な背景をもつ方々に桐始結花の季節にちなみ、「結ぶ」というテーマで選んでいただいた本が並びました。選び手の想いや背景を色濃く反映した選書の数々はとても魅力的で、この図書室だけに留めておくには惜しいものでした。そこでここからは、その世界の一端に触れていただけたらと思います。以下、50音順にてご紹介しております。

有永浩太 吹きガラス工

FAS

<選書>

『職人衆昔ばなし』 斎藤隆介(文藝春秋)

生い立ちから修行時代、一人立ちして次の世代へ、仕事の魅力も苦労も職人さんの語り口調そのままに、当時の息遣いまで伝わるような本です。ガラスの岩田藤七氏のご子息に対する思いや、自身の仕事を世の中にどう伝えようかと思索されている様子は同じ素材を扱う者として大変興味深かったです。時代を感じつつ変わらないものの在り方をもう一度考えさせてくれます。

『熊を殺すと雨が降る 失われゆく山の民俗』遠藤ケイ 著(筑摩書房)

山で暮らすことは大変な事だと思いながら、そこで暮らし働く人たちの日々を読み進めていくうちに、なんて豊かな世界が広がっているのだろうと感じさせてくれる本です。「言い伝えに秘められた真理」古い口伝が長い間に変化し、きっかけと結果が直結したような言い伝えも、その中に自然と人間の関わりについての示唆が含まれていると気づきます。

『少年民藝館』 外村吉之介 ( 筑摩書房)

やさしい語り口で民藝を伝えてくれます。度々出てくる「健康」という言葉を大切にしています。

泉 貴友 MUBE店主/料理人

FAS

<選書>

『遠野キュイジーヌ』佐々木要太郎(小学館)

佐々木要太郎さんは、FASの黒米栽培にも関わられている農家であり、料理人であり、僕にとっては大切な師でもあります。どぶろくやお酢、玄米など、MUBEでも多くの食材をお世話になっています。「遠野キュイジーヌ」は、農業や米を通して"昔と今"、"土地と食"、"人と自然"を結び続けてきた要太郎さんの思想が凝縮された一冊です。

『家庭でできる自然療法』東條 百合子(あなたと健康社)

薬に頼らず、日々の食事や自然の力で体を整える方法が詰まった一冊。僕自身、体調を崩したときはまずこの本を手に取り、実践しています。食の尊さを教えてくれ、日々の暮らしへの意識も大きく変わりました。FASが大切にしている「内面の豊かさ」とも深く通じ合う本だと感じています。

『湖北の伝統食・地産食』肥田 文子(湖北町食事文化研究会)

僕の出身地・滋賀県長浜の伝統食がまとめられた、個人的なバイブルです。著者の肥田さんは、祖母と共に婦人会で郷土料理を伝えてきた方。鮒寿司をはじめとした発酵食など、今では失われつつある食文化が細やかに記録されています。「忘れぬうちに伝えたい」という副題の通り、先人の知恵を受け継ぎ、未来へ"結ぶ"というテーマに最も深く響く一冊です。

大草直子 ファッションエディター・スタイリスト

FAS

<選書>

『火山のふもとで』松家仁之(新潮社)

幼い頃、毎夏訪れていた軽井沢の景色やにおい、そして夕方になるとひんやりしてくる、肌の記憶。遠く昔のその感覚が、「今」という時空を超えて、思い起こさせます。そして、未熟で幼く、だからこそピュアだった自分と、今の自分。過去と現在、2人の自分を結んでくれた1冊です。

『海からの贈り物』アン・モロウ・リンドバーグ(新潮社)

20代の新人編集者時代に、尊敬する先輩から贈られた本です。今でも続く、そのご縁を結んでくれた1冊。私という人間はどういう人間で、そして何のために生まれてきたのか。短い一生の中で、何か役に立てるとしたら、どういうことなのか――。深い内省と、同時に視野を広くもつことの大切さに気づかせてくれました。

『日本の色辞典』(紫紅社)

深紫(こきむらさき)、瑠璃色(るりいろ)。日本の色のなまえがあまりに美しくて、ページを繰るだけでうっとりとします。着こなしを説明するのに、色を表現するのは避けて通れず。一言「ブラウン」と言ってしまうと通じにくいところ、「柿渋色(かきしぶいろ)」と言い換えるとイメージしやすくなります。「センスを磨くためにどうしていますか?」とよく聞かれますが、もし答えるとしたら、こうした「好き」や好奇心の積み重ねが、実を結んだのかもしれません。

大野真理子 実業家

FAS

<選書>

『母脳』黒川伊保子(ポプラ社)

女の人生は選択を迫られる事が多い。結婚、出産から始まり、仕事を辞めるのか、続けるのか。子供の学校は? 習い事は? その度に自分の選択が正しかったのか不安に苛まれる。特に私にとって30代がそんな時期だったと思う。何を選んでも安心とうんざりした気持ちの狭間で苦しくなった。できている事よりも諦めたことを数える事が多くなった。思い通りにならない子育てに絶望していた時に出会った本です。全母親に捧ぐ最高に子育てバイブル。世界中のお母さんを笑顔で結ぶ1冊です。

『医者が教える人生が変わる美容辞典』上原えり(KADOKAWA)

美容家という仕事は非常に特殊で、名乗ったその日からなれる職業である。「皮膚の変態」というキャッチコピーが独り歩きし、自分の知識不足に人知れず悩んでいた時に、友人の形成外科に勧められた本。これをほぼ丸暗記するほど読み込んで美容家と名乗ることに少しだけ自信が持てるようになった。皮膚についての基礎知識を得たい方にお勧め。

『生き方』稲盛和夫(サンマーク出版)

「やるなら結果に拘れ」多くを語らずいつも仕事ばかりしていた商人の父から、独立したばかりの時にそんな言葉と共に渡された1冊。商人として人としての在り方を見失いそうになる時、今でも読み返す、大切な本です。

FAS

齋藤薫 美容ジャーナリスト

FAS

<選書>

『幸福論』B・ラッセル(KADOKAWA)/ 『幸福論』ヒルティ(KADOKAWA)/ 『幸福論』アラン(KADOKAWA)

小学生の頃から幸福論と言うものをよく読んでおりまして、そういう意味で行き着いたのがやはり世界3大幸福論と言われるものです。どんな幸福感にはまるのかは人それぞれ。でもこの3冊の中には自分に合った幸福論と言うものが必ずあるはず。これらは重なる部分もありますが、方向性も違いますし、違いを見つけるのも面白いような気がいたします。腑に落ちた文章にマーカーを引いて、何度でも読み返すと体の中にしみわたり、きっと生きることが少し楽になるはず。

『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル(みすず書房)

人間には目をそらしてはいけないこともあるのだと言うことを教える本も、どこかの年齢で読んでおかなければいけないのだと考えたことがありまして。必ず死ぬまでに読むべき名著と言えるので、3大幸福論と一緒に読んでいただければと思っております。

佐々木要一郎  米農家・料理人・醸造家

FAS

<選書>

『峠』 司馬遼太郎(新潮社)

激動の幕末の政治的背景が詳細に描かれている。学ぶと言う事から考え、知略的に、尚且つ信念を貫き通すと言う事の重要性を、現代人に問うているように感じる作品。日本人が忘れている何か・・・が詰まっている。

『この星で生きる理由 』佐治晴夫(アノニマ・スタジオ)

慌ただしい日常を送る毎日。一時の休憩で田の畔に腰をおろしてボ〜っとしながら身体を休める。心地よい風や森の香りが漂う自然環境。田圃作業中のふとした情景。その自然のなかにも科学の芽が潜んでいること。論理と情緒をいったりきたり、答えのない問いについて考えるきっかけとなる。

『ニホンオオカミの最後』 遠藤公男(山と渓谷社)

「日本人が根絶した野生」と言う帯紙が目を引く一冊。自然環境を語る上で、外せない時代・明治。農業も然り、野生動植物達に対しても生態系を壊してしまう方向に急激にスピードを上げ始めた時代。狼は山の番人であり秩序を統制する。人は人の都合の良い考え方を自然に押し付けて破壊してきた。人から見たら無秩序に見える自然界だが、ちゃんと秩序がある。無秩序に見えても秩序があり守られてきた。人もまたその眼を持ち信仰心で秩序をもった関わり方を対自然(神・祭り事・供養毎)としてその秩序を守ってきた。秩序を壊した事により山の生態系は壊れ、郷に被害が起こるようになる。その被害は、100年後の今深刻な状況にまでなっている。何故ここまで人は目先だけの対処的な視点でしか物事を見れなくなってしまったのだろうか。きっと手遅れかもしれない。それでも自然界としっかりと向き合う事が必要なのだと絶滅してしまった命から学ばなければならない。

申真衣 モデル

FAS

<選書>

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー(早川書房)

結ぶ、心と心を結ぶ、約束、、、というキーワードで選ばせていただきました。エンターテイメント性の高いSF作品ですが、ハラハラドキドキだけではない、心を結ぶ物語でもあります。

FAS

杉山早陽子 和菓子屋「御菓子丸」店主

FAS

<選書>

『折型デザイン研究所の新・包結図説ーつつむ・むすぶ・おくる』折型デザイン研究所(折型デザイン研究所) /『家守綺譚』梨木香歩(新潮社)/ 『チ。ー地球の運動についてー』魚豊(小学館)

結びの語源を紐解けば、「ムス」 は草や苔が茂って繁殖し産まれる、「ビ」が「霊(ひ)」。湿っぽい環境の中から生命を産みなす、むすびの神のことを産霊(むすひ)という。それに対して西洋は船のロープを硬く結ぶというイメージ。日本の結びから2冊、西洋の結びから1冊選書いたしました。むすびの精神性をどうかたちにするのかを知ることのできる折型デザイン研究所の包結図説。京都の古民家を舞台にした「家盛奇譚」では家や庭は異界と繋がり幻想的な物語が繰り広げられます。そして、西洋が舞台の「チ。」宇宙の真理を求め、命を繋いでバトンのように固く結ばれていく探究心が描かれています。

鈴木 良 ギャラリー「kankakari」オーナー

FAS

<選書>

『ケルトと日本』 鎌田東ニ・鶴岡真弓 編著(KADOKAWA)

ヨーロッパと日本を行き来する中で感じていた違和感と共感、その感覚を紐付けてくれた一冊。在欧中、現地の原始信仰や民衆芸術などに親近感を覚え、ギリシャ・ローマ以前に横たわるケルトの気配に日本の自然観や信仰に通じるものを直観していました。分厚い歴史の堆積の上に足を踏みしめているという想像力。異文化/民族間の差異ではなく、共感を見出すための大きな視座を与えてくれる本です。

『美の考古学-古代人は何に魅せられてきたか』松木武彦  (新潮社)

「美」から見た人類史の再構成の試み。美の起源が、“無用の用”を生み出すヒト固有の生物的特性にあるという仮説を、世界各地の古代遺跡や土器文化の変遷から読み解く刺激的な内容です。動植物が生存本能として備える装飾性に「美の原初のかたち」を見いだす視点や、「社会が美を生んだ」のではなく「美が社会を動かした」という発想が新鮮でした。本能的に心地よいと感じる物や空間に関心を持ってきた自分にとって、その源泉をホモ・サピエンスにまで遡る示唆に満ちた一冊です。

『工藝 タタター 新聞』 (独華陶邑•gallery 白田)

創刊号、手漉き和紙の表紙を開き、「工藝の見えざる部分」という一文に、のっけから頭を打たれました。「タタター」とは、サンスクリット語で「あるがまま」という意味。9年越しで「紙と木」、「布と衣」、「草の間」、「やきもの」、「原始の布」の5号が発行されています。全編に通じる編者の深い精神性。さまざまな既存の分類を超克し、文化の起源、魂の故郷を探る旅をご一緒しているような気分になります。紙の素材感、石井直人氏による版画の装丁も見事です。

中北紘子 画家

FAS

<選書>

『葉っぱのフレディーいのちの旅ー』レオ・バスカーリア(童話屋) /『きもの』幸田文(新潮社)/ 『モオツァルト・無常という事』小林秀雄(新潮社)

帯を結ぶことに現れるように、「結ぶ」という行為には、内面も外面も引き締めようとする、日本文化の奥底にある精神が宿っていると感じます。日本人が古来大切にしてきた「自然との結びつき」をテーマに、きもの、能、生命の機微に触れる3冊を選びました。

中塚翠涛 書家・アーティスト

FAS

<選書>

『あおくんときいろちゃん』レオ・レオーニ(至光社)

色が溶け合い新しい色を生み出すように、人とのつながりや共感が創造の源になることを、やさしい絵と言葉で表現しています。

『点と線から面へ』ヴァシリー・カンディンスキー(筑摩書房)

点や線が生み出す構造の美しさは、私の制作における「結び」を通じて広がる創造の可能性を理論的に示してくれます。

『朝のかたち 谷川俊太郎詩集II』谷川俊太郎(KADOKAWA)

朝の光や静寂が織り成す繊細な詩情は、自然との響き合いや内面の調和を探る私の作品作りに深い影響を与えています。

俵藤ひでと アクリル職人

FAS

<選書>

『人生を豊かにする あたらしい茶道』松村宗亮(朝日新聞出版)/ 『超訳 ニーチェの言葉』白取春彦(ディスカヴァー・トゥエンティワン)/ 『I love you の訳し方』望月竜馬(雷鳥社)

知ってはいるけど手にしたことのない作家の文学、敷居が高そうな茶道、難解な哲学を、何事にも腰の重い私にも柔軟な解釈や編集で改めて興味を持たせてくれた、縁を結んでくれるような本です。日常をさらに豊かにしてくれるきっかけになればと思います。

山下有佳子 アートプロデューサー

FAS

<選書>

『陰翳礼讃』谷崎 潤一郎(中央公論新社) /『四つの四重奏』トーマス・スターンズ・エリオット(岩波書店)/ 『Novacene: The Coming Age of Hyperintelligence』James Lovelock(Allen Lane)

私たちが生きる今という時代は、ひとつの大きな力や、絶対的なことではなく、多様な人や、相反するものが'結ばれて'、互いに行き来しながら何かを生み出せないか探究している時期だと思います。だからこそ、その移ろいこそが大事になってくるのではないでしょうか。物体同士の間が作り出す陰翳の美、過去と現在と未来の相互作用、人間と機械の共生といった異種の結びつきについて考えさせてくれる3冊を選びました。

FAS

様々な角度から選ばれた本の中に、琴線に触れる一冊はございましたか。桐始花結の季節を過ぎ、天地始粛(てんちはじめてさむし)へ。次第に暑さが和らぎ、本に親しむには心地よい季節が訪れます。読書会の幕が下りた名残惜しさはありますが、本との出逢いを通して新たな気づきや学びが結ばれていくことを願っています。 FASは日本の四季の移ろいを大切に、これからも季節を嗜む催しを続けて参ります。どうぞ次の季節にもご期待ください。

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