FASは、発酵(Fermentation)と(And)科学(Science)の頭文字を取った名前です。
伝統技術である発酵に、最先端の科学技術を掛け合わせることで、その人の年齢・その時の悩みに応じた、一生使いたい化粧品を作れるのではないかーそんな想いからFASはスタートしました。
究極の発酵液をつくるために各分野のプロフェッショナルが集結し、10年の年月をかけてつくり出したのがFASの主役「黒米発酵液」です。
様々な素材と菌を組み合わせて数百通りにも発酵させる中で、アントシアニンを豊富に含む黒米を発酵させたとき、ついに738種もの成分を発見することができました。
顔が見えて、信頼のおける農家さんの黒米を使いたいと探し求めていたところ、縁あってご紹介いただいたのが京都北部に位置する京丹後の「芋野郷赤米保存会」の皆さんです。
最初は大切なお米が化粧品に使われることに少し戸惑いがあったそうですが、東京から京丹後まで片道6時間をかけて何度も通う中で、少しずつ信頼関係が生まれ、FASのための黒米をつくっていただけることになりました。
次にとりかかったのはパッケージ。京都のとあるお寺の住職とお話したとき、”身の回りにある美しさに気づく心”こそが美しさだと教えていただきました。
自然の移ろいを日々感じとり、季節を72の言葉で多彩に表現していた先人たちのよう、身の回りに目を向ける”時”を大切にできるように。
そんな思いを時を刻む振り子に重ね、振り子が描く軌跡のような揺らぎと東山の山並みから得た着想をもとにFASのアイコニックな円錐のパッケージが生まれています。
黒米の生産地である京都、その中でも”わびさび”の美意識を発展させた東山文化を感じられるエリアに拠点を設けました。
FAS 東山本店では、季節の移ろいを感じながら発酵のカフェや、工芸作品もお楽しみいただけます。
スキンケアとしての肌への効果はもちろん、製品の背景や関わる人の想いも楽しんでいただけるとうれしい限りです。
農家の方々や発酵のスペシャリストと、どのようにつくっているかを紹介したムービーをぜひご覧ください。