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2024年2月3日にオープンした都内初進出のFAS新宿伊勢丹店は、街の喧騒の中で束の間ふと寄って、京丹後の風景に立ち戻れるような小さな拠り所を目指しました。黒米の仕上がりを左右する京丹後の美しい水の揺らぎと、沸々とみなぎる黒米の二段階発酵。双方の力強いエネルギーを有機的に揺らぐ鉄板で表現した空間は、都内で唯一、腰掛けてゆっくりとFASの全プロダクトを体感いただける新たな拠点です。

大阪初の常設店となるFAS 阪急うめだ本店は、黒米の仕上がりを左右する京丹後の美しい水の揺らぎの表現とやわらかな暖色の光を交えた内装で皆様をお出迎えします。奥に設けたおもてなしの空間では、完全に仕切られたプラベートな室内でじっくりと製品をお試しいただけます。

旗艦店となる京都東山本店は、まちの喧騒から離れた一角に位置する築百年近くの歴史をもつ一軒家です。庭には日本の伝統的な工法である洗い出しの床を使用。それを踏み締め進んだ奥には小さな畑を構えます。一階の食堂では一年を通して畑の収穫物を使った様々な発酵食と、プロダクトに使用している黒米を楽しむことが出来ます。

2023年10月17日にオープンする京都髙島屋 S.C.内の店舗は、気軽に立ち寄れる売り場の奥に、じっくりと美しさに向き合える、おもてなしの場を設けました。FASが使用している黒米の産地である京丹後市。その近くの綾部市で活動している和紙職人、ハタノワタル氏が織りなす美しい和紙に、FASは着目しました。京丹後の黒米の籾殻を練り込んだ、FASのためだけのオリジナル和紙を作っていただき、壁一面に使用。内側に仕込んだ間接照明が和紙を通して空間を優しく照らし、柔らかな世界を作り出します。